旭会グローバル協同組合は2002 年に旭会電気部品製造協同組合として設立され、発足以来、多くの技能実習生の受入れを支援してまいりました。
私が代表者として兼任する製造業の会社に初めて中国から技能実習生を受入れたのは、制度が創設されてまもなくのことでしたが、非常に優秀でバイタリティにあふれる若き技能実習生たちに感激したことを覚えています。
彼らは技能修得と共に、地道な実習活動によりまして当社の事業発展にも大きく貢献してくれました。

当組合は各国の送出機関と受入企業様との橋渡し、また企業様と実習生の間に立って、様々なご相談に応じ誠心誠意を持って対応すること、即ち信用第一を念頭に組合活動に取り組んでまいりました。
お蔭をもちまして、日本全国各地域で数多くの企業様より高い信頼を得、今までの地道な活動の結果、優良な監理団体（一般監理団体）の認定を頂いております。

また、各国の送出機関を選定するにあたり、当組合では技能実習生に対して高い水準の教育と厳選な審査を行っている送出機関を選ぶことで、優秀な技能実習生を企業様にお送りすることが出来、感謝をいただいております。実習先が決定した後は、企業様と技能実習生に面談などのフォローアップを行い、両者にとって有意義な実習期間となるよう力を尽くしております。

国際情勢がダイナミックに動いてゆく現代において、日本の企業はグローバル化への対応が今後益々不可欠となります。アジアからの技能実習生の受入れはその第一歩だと私は考えております。

私たちはこれからも日本から海外への技能移転に更に貢献し、国内企業のグローバル化を促進させ、アジア諸国と協働しながら共に発展していくことを使命とし、今後も監理団体として一層の質の向上に努めていく所存でございます。