タイの季節2021.02.02

日本人や外国人から見ると、タイという国は一年中暑いとイメージしているかもしれません。タイには夏、雨季と冬の3季節があります。

 

まず、夏は2月の中旬から5月の中旬にかけて、北極は太陽に方向に向かい、タイの位置からすると、昼間は太陽の位置が地面とほぼ垂直するため、かなり暑くなります。しかし、この時期に中国から寒気団が来たら、大雨や雹が降る可能性もあります。

 

5月の後半頃から10月の中旬頃まではタイの雨季として、西南方向からの季節風が来て、この時期中に天気が曇り、大雨や台風が多いです。但し、6月頃に一時的雨が少なくなりますが、7月に入ってから、また雨が降るようになります。

 

10月の後半からはモンゴル・中国から東北方向からの季節風がタイに来て、温度がどんどん下がり、乾季に入ります。日本や他の国と比べたら、寒くまでは感じられないかもしれませんが、この時期が一番涼しいので、タイ人はこの時期を冬と言っています。

 

また、タイの南部には雨季と夏(旅行季節)の2季節しかないと言われています。

タイ湾側の夏は5月から9月頃で、アンダマン海側には夏が11月から4月までになります。

 

タイにお越しになる時、どの時期がどの季節になるか、把握して頂ければ、お仕事や余暇の計画が上手く作れるのではないかと思います。

 タイの夏(4月頃)マヤベイ・ピピ島(クラビー県)

 タイの冬(11月頃)バーンプー(サムットプラカーン県)