タイ国籍の帰国者向けのタイでの隔離施設2021.07.16
新型コロナウィルス感染症の感染拡大により、タイ国籍の人は2020年3月21日からタイに入国する場合、タイ王国大使館に出国認証申請を行うことになりました。この手続きでは、タイ大使館が指定する航空便で出国し、政府検疫施設(State Quarantine:SQ)において本人の金銭的負担なく14日間の隔離をすることになります。これまで、タイ王国政府は帰国困難となったタイ国籍の人のため、検疫施設の費用を政府負担として、たくさんのタイ人の帰国を助けてきました。
COVID-19 問題解決センター(Center for COVID-19 Situation Administration:CCSA)の検討により、政府は海外から帰国するタイ人を十分対応したということで、2021年7月1日から政府検疫施設(State Quarantine:SQ)を中止し、タイに入国するタイ国籍の人でも代替検疫施設(Alternative Quarantine:AQ)で隔離を行うことになりました。代替検疫施設の料金は入国者が負担することになりますが、新型コロナウィルスの検査(SWAB)の費用は引き続き政府が負担します。
なお、政府検疫施設が中止されても、タイ大使館又はタイ総領事館に出国認証(COE)を申請しなければなりません。
7月1日からの出国許可申請の手続きは以下のように行います。
① 航空券の予約・購入(直接航空会社に予約・購入すること)
② 検疫施設の予約
③ 出国許可申請(出国する7日間前までに完了させてください)
※申請ページへのアクセス:https://coethailand.mfa.go.th/
申請方法
・個人情報の登録(審査期間:7日間以内)
・航空券・検疫施設の予約証明資料の添付(添付資料審査期間:3日間以内)
※個人情報の審査終了後、15日間以内に行ってください。
・出国許可証明書のダウンロード
以上の手続きでは検疫施設の予約が追加され、代替検疫施設を予約しなければならないこととなっております。検疫施設の費用を負担するのに帰国するタイ人技能実習生等の負担があまり大きくならないよう、政府は格安のホテル(30,000THB以下)を案内しています。
・The Cothai Luxury Design Hotel (23,900THB~)
https://asq.wanderthai.com/properties/the-cotai-luxury-design-hotel/
・The Legacy Hotel (24,500THB~)
https://thaiontours.com/thailand/asq-the-legacy-hotel
・Hotel de Tronjan (25,900THB~)
https://www.asqbooking.com/trojan-hotel/
・ASPIRA SKYY Sukhumvit 1 (24,999THB~)
https://www.asqbooking.com/aspira-skyy-sukhumvit-1/
・The Green View Hotel (24,000THB~)
https://www.asqbooking.com/the-green-view-hotel/
・NY City Resort and Spa (24,500THB~)
https://www.asqbooking.com/ny-city-resort-and-spa/
・Hotel Tropicana Pattaya (25,000THB~)
https://www.asqbooking.com/hotel-tropicana-pattaya/
その他100件以上の代替検疫施設(AQ)を検索・予約するができます。
・Infomation – Welcome to Thailand (entrythailand.go.th)
※このサイトで予約すると、予約したホテルの予約内容が自動的に出国認証申請(COE)ページに反映されますので、出国認証申請の時に予約証明書の添付が不要になります。
サイト利用マニュアル:entrythailand manual-th.pdf – Google ドライブ
・Welcome to Alternative Quarantine Hotel – ASQ Booking Hotel
・ASQ Hotels List with Availability (locanation.com)
・Quarantine Hotels in Thailand (agoda.com)
・Quarantine Hotels in Thailand (ASQ/ALQ) – Ascend Travel
・その他、直接ホテルへ問い合わせて予約を行うこともできます。
帰国時期が近づいて、出国認証申請及び隔離施設の予約について不明なところがあれば、監理団体にお問合せ下さい。