タイの挨拶習慣「ワイ(合掌)」2020.12.03

笑顔の国と言われるタイのことをイメージすると、微笑みながら手を合わせて「サワディカップ/サワディカー」という挨拶の習慣を思い出す人も多いのではないでしょうか。

 

「ワイ(合掌)」は両手を合わせる仕草のことで、頭を少し下げることで、相手に対して尊敬しているという気持ちを示す行動です。

「ワイ」は挨拶の時だけではなく、お礼やお詫びの時もします。

「ワイ」の方法は主に3つの種類があります。

 

1.修行僧・仏像に対する場合

両手を合わせて、親指を眉間くっつくほど近づける形にして両手を挙げて少し頭を下げる。

 

 

2.目上の人に対する場合

両手を合わせて、親指を鼻先に近づける形にして両手を挙げて少し頭を下げる。

 

 

3.一般の人に対する場合

両手を合わせて、親指を顎に近づける形にして両手を挙げて少し頭を下げる。

 

 

また、立って「ワイ」をする場合は男性と女性のやり方に少し違いがあります。

男性の場合は、「ワイ」をする時に直立して両手を合わせ、ゆっくり前に屈みます。

女性の場合は、両手を合わせて一方の足を後ろに下げて少ししゃがみます。

 

 

「ワイ」は相手に対して尊敬や好意の表現を表すため、微笑みながら「ワイ」をすることで優しい気持ちが相手に伝わると思います。

 

 

「ワイ」の写真撮影には弊組合の外国人技能実習生に協力してもらいました。

 

タイ人技能実習生のお問い合わせはこちらまでご連絡ください。

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